幼児から学習コースがあるZ会は、有名大学の合格者が多いことでよく知られています
その幼児コースがめんどくさい、親の手がかかるというウワサをたまに見かけます
果たしてめんどくさいというのはホントなのでしょうか?
年少さんからZ会を初めて3年目になるうちの子の例をあげながら「めんどくさい」はどうなのか?
その理由とZ会幼児コースのメリット、デメリットを考えました
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有名大学合格者が多いZ会
2021年度 Z会員大学合格実績(通信教育受講者のみ)
- 東京大学 1,121人
- 京都大学 880人
- 早稲田大学 2,265人
- 慶應義塾大学 1,734人
上記は「通信教育受講者のみ」と記載されている2021年の大学合格者数の1部です
他にも北海道大学などの国立大学や主要私立大学の合格者数も載せられています
「通信教育受講者のみ」の他では教室受講者や医学部の実績も載せられていました
また高校合格実績や中学合格実績も載っているのでよかったら見てみてください
上記の実績を見て思うことは
Z会の通信教育のみで勉強して有名な大学に入ることは可能であるということ
Z会は有名大学に入れるだけの、勉強方法のノウハウを知っているという事です
yahoo知恵袋より(東大に合格する人)
塾に行かずに東大に現役合格された方に質問なんですが、
塾に通わなかった分、良かった点悪かった点 を教えていただきたいと思って質問しました。
塾に通わないで東大に現役合格する人は多いです。
有名進学校でも、15人ほど入れる上位公立高校でも塾に通わなかった人は結構居ます。
塾に通わない事の、良い点はお金がかからない点(その分参考書を買ったら十分すぎるほど買えます)、
通学時間がかからない点です。
特に学校から帰ってきて即座に夕食を取り、勉強を開始するというスタンスだった私にとっては塾で中途半端に削られるのが嫌でした。
まとまった3時間4時間と言う時間を平日に取るには塾に行っていてはできません
塾に通うことの、良い点は情報収集ができる点でしょうが自分以上に詳しい人にあって話ができるのが前提です。
また、塾の自習室まで使ってフルに活用するのであれば自宅で中々勉強できない人には良いです。
自宅で勉強できないレベルで東大に通る人は珍しいですが居ます。
本人にやる気があるかが大事
子供に「勉強しろ」と言っても意味や効果がないのが実際のところではないでしょうか?
中学や高校になったらやはり本人次第 本人に任せておくしか仕方ありません
中学生くらいになると勉強を頑張りたい子は、親がとやかく言わなくても勉強するものです
親は黙って見守っておけばいい
見守りさえしておけば、子供が何か相談してきた時に的確なアドバイスができる!
勉強しない・・・ということは本人が身の丈にあったところに行こうと考えているからですね
それはそれで、ひとつの選択肢です
学習面で言えることですが、大きくなったらほとんどは、本人次第で親の力の及ぶところはなくなっていきます
親が介入できるのは、幼児期と小学校の間くらいです
私は、子供が大きくなった時に勉強しろとヤイヤイ言いたくない
そんな労力を使って疲れたくないので、幼児期にZ会で土台作りをやっています
幼児期はいい習慣をつける時期
そうだね、まだ1年や2年生なら、親の意向でいい習慣を身に付けられるけど
大きくなるにつれ難しくなって来るよね
自分で勉強しようとか、部屋を片付けようとか、家事を手伝おうとか
そういうものは小さい時から自然と身につけておくものです
杖しだいで身を滅ぼしもするし、身を助けもするはずです
幼児期の子供は、親から言われたことを聞こうとします
親がしていることを真似しようとします
しかも幼児は楽しいこと、面白いこと、褒められたことはよく吸収します
パパもママも忙しくて大変ですが、幼児期はぜひ、子供と楽しく良い習慣が身につくように導いて欲しいです
子供の長い今後の人生を考えると貴重な時間、しかも5年程と短いものです
Z会がめんどくさい理由
Z会の幼児コースは、他の教材と比べてめんどくさいということを目にすることがあります
果たしてめんどくさいというのはホントなのか?どうか?と聞かれれば本当だと思います
めんどくさいと感じる理由は2つ
- 体験学習「ぺあぜっと」が毎月ある
- 年長さんと年中さんには提出課題がある(毎月、絵を書いて担任に提出)
その2つが親の手をとるので、めんどくさいと言われるのだと思います
年中さん以上になると、毎月、ドリルと体験学習と提出課題がセットになっています
ドリルをする場合でもまだ幼児ですから横で見てあげなくてはいけません
ドリル自体はそう手が掛かるものではないですが、親の手助けは要ります
Z会は紙ベースの教材ですから親のフォローが要るのです
これがタブレットのスマイルゼミやDVDのこどもちゃれんじなら、また話は別で親の手は、ほぼ、かからないです
Z会vs他の教材
幼児の家庭学習教材には、Z会の他にスマイルゼミやこどもちゃれんじやポピーもあります
Z会がめんどくさい、親の手が掛かるというのは、ほかの教材と比べてのことと思います
親の手の掛かり具合
Z会
ドリルをする際、紙ベースなので親が子供の横で見てあげる必要がある
体験学習は親と一緒にするもの(材料を用意したり、後始末も必要)
提出課題が毎月ある(絵を書いて、Z会に送る)
ポピー
紙ベースですがドリルだけで、その内容は基本的な事柄
親が一緒に見てあげる必要がありますが、難しくはない問題なので時間を取られません
スマイルゼミ
専用タブレットなので親は子供に付かなくても良い
動画などでタブレットが子供を教えてくれ、答え合わせもしてくれる
こどもちゃれんじ
DVDを見ていれば、しまじろうが子供と一緒に学んでくれるので親の手はかからない
子供だけでも十分学習できる
パパやママが忙しい場合
もし、パパとママが子供の学習に付き合う時間が取れそうになかったら、スマイルゼミやこどもちゃれんじを選ばれるといいと思います
各ご家庭により、続けられる最適な方法をとることが一番大事です
スマイルゼミやこどもちゃれんじを選んだ場合、
なるべくなら、時間のある時だけ、子供と一緒に学習されるといいと思います
各社、無料お試し教材がありますので、実物を取り寄せて、子供に見せて、やらせて見られることをおすすめします
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体験学習の重要性
体験が重要であることは研究結果でも証明されていて、教育関係の書物にもよく書かれています
たくさんの経験を積み重ねた子どもは、将来よりよい生活、充実した生活を送れるようになると言われているんです
現代は子供が実体験する場がない
今はスマホやPC、テレビなど便利な生活が浸透していて、子供はじっとして画面を見ているだけでも十分楽しく過ごせます
兄弟が少ないので、昔のように下の子のお世話をしたり、家事を手伝う必要もない
おもちゃでも今は、キットで部品が揃っていて組み立てればいいだけとか・・・
子供が、考えて工夫して、自分で一から作り上げていくような機会がない・・・
Z会の体験学習は・・・
- 家にある何気ないものを使って、工作をしておもちゃを作り遊ぶ
- ママと一緒に材料の買出しから始めて料理を作る
- パパと一緒にアリがどの食べ物によってくるのが?実験してみる
- 月の満ち欠けを観察して、何日にはどんな形かを記録する
などなど 上記の体験は、Z会の体験学習教材があればこそ、出来ることだと思います
私の感想ですが、うちの子は体験学習をして自分で触れたり見たりしたものはよく覚えています
教材に書かれていた難しい名前なども覚えていて、私に説明してくれたりするので驚く時があります
年少さんから体験学習をしている為か?と思うのですが、自分でやりたがりで物知りになってきて成長を感じています
また自然界の植物や昆虫を見つけては興味を持つようになりました
体験学習をする際の注意点
体験学習は毎月「ぺあぜっと」という名前の冊子にまとめられています
その冊子に沿って「モノづくり」「自然に触れる」「料理に挑戦」などを親子で学びます
体験学習をするときは子供を主体として、親はなるべく見守る感じで行う
体験学習の進め方は親の説明冊子「ぺあぜっとi」に記載されているので参考にしてください
体験学習をするときは、以下の点を心がけましょう
- 親も一緒に楽しむ姿勢
- 子供を主体にする
- 親は危ないとき以外は口出しをしない
幼児は楽しいことには興味を持って積極的に取り組みます
体験学習は親も一緒に楽しく行うことが鉄則です
体験学習教材には、親用に「ねらい」が書かれていますが、子供には理解が難しいので、ただやってみるだけでOKです
体験学習具体例(年長さんより)
水の行方(Z会年長さん)
絵を見て自然界の水の流れを知ります
「水くんシール」が付いてくるので、水が通る場所の名前シールを貼っていきます
正解を出すことが目的ではない
子供が知らない言葉があれば「○○って言うんだよ」と教えてあげる
「今度見に行ってみようね」と子供にワクワク感や興味を持たせておきましょう
ねらい 「水の循環を知る」
ペットボトルに水を入れて魚やタコの絵を見る
用意するものは水を入れたペットボトル(500ml)
ペットボトルは凹凸が多いものと少ないもので魚などの模様が変わって見える
イラストの上にペットボトルを置きながら「お魚の絵はどんな風に見えるかな?」
イラストに近づけたり離したりすると見え方が変わってきます
ねらい 「水のレンズによる光の屈折を楽しむ」
不思議なシャワー
親がペットボトル側面の下の方に直径1mmほどの穴をできるだけ近くに3箇所開ける(キリや画鋲で開ける)
ペットボトルに水を入れる(水が漏れるので漏れてもいいお風呂場などでする)
蓋を閉めると水が止まり、緩めると穴から水が出てきます
ねらい 「水に掛かる圧力を知る」
余談ですがペットボトルで水てっぽうを作ってみました
蓋に穴を3箇所ほど開けて、蓋をしてペットボトルを手で押すと穴から水が飛び出てきます
ペットボトルで手作りのおもちゃを作って遊ぶのもなかなかいいものです
ネットで検索すれば、ペットボトルを使って作れるおもちゃがいろいろ紹介されています
保護者用冊子
体験学習を進めるため保護者用に「ぺあゼットi」が付いています
「ぺあゼットi」には体験学習のやり方の補足説明やドリルの答えや子供へのおすすめ声かけ内容などが載っています
また興味深いコラムも毎月載っています
年長さんの「ぺあゼットi」に体験学習関係で載っていた事があります
体験学習と聞くと・・・
- 子供が散らかしそう
- 準備や片付けが大変なんじゃあないか
と心配してしまうのも親の本音で、めんどくさいということにもなります
親が大変だと思う気持ちはよくわかるよ でも、
体験学習で得られることは子供にとっては大きいよ
体験学習を楽にやるために
でもめんどくさいのよね(´・ω・`)
何かいい方法はない?
体験学習を楽にやるために
- 親がやっていることを手伝ってもらおう
- お風呂のついでに水遊びをしよう
とかの気楽さがいい!
楽にやるためには 親の意識を変える(気楽、楽しいに気持ちを変える)
子供だから汚したり、散らかしたりは当たり前なので、自分が許せる範囲と場所を決めておく
教材に載っているもの全てをやろうと思うと負担に感じることも・・・
出来る範囲で、楽しそうなものだけやればいい(Z会の届きものに書かれていました)
体験学習の教材にはいくつかの項目があります
気が向かない時は準備のいらないものを選んでやればいい!
うちは私が誘っても子供の気が向いてなさそうな時は、やりません
体験学習で得られること
体験学習は書いてある通りにやっていても、引っかかる部分があり試行錯誤が必要です
だからこそ子供の記憶に残るし、体験が経験として積み重なって行くのです
親がやるのではなく、自分でやったことは覚えているし、出来た時の達成感がある
いま体験したことが「つながる」ときがきっと来る!
私は将来、子供がなにかの時に、「これで遊んだなあ」と思い出してくれればいいかなと思っています
提出課題とは
Z会は担任制です
1年間同じ先生が提出した絵を見てくれてお返事を送ってくれます
「ペアぜっとシート」というのですが体験学習でやったこと、またはその他で体験したこと(動物園に行ったことなど) を絵に書いて送ります
担任の先生は必ず子供の絵の良い点を見つけて、褒めてくれています
お返事には「頑張ったねシール」がついて返ってきます(カードに貼り貯めてプレゼントと交換する)
- 子供は絵に書くことで、体験したことを整理、定着させる
- 返事が届くことで人に伝えることが楽しくなる
提出課題を楽にやるために
うちは子供の気分次第で、「絵をかこうか?」の誘いに乗ってきたらすぐに始めます
春休み、夏休み、冬休みに2ヶ月分位をまとめてやるときもあります
このように毎月できない時もあり、まとめて提出する時もありますが、それでOKの様です
子供の気持ちが向いてきたら絵を描く・・・みたいな、お気楽な気分で、出来る時に提出しています
無理に描かせて提出しなくてはいけないものでもありません
描けた時だけ提出する・・・くらいの気持ちでいいと思っています
Z会より抜粋
※お子さまが絵をかきたがらない場合は、保護者の方が会話内容のみ記入して提出していただいてかまいません。
担任指導者が会話内容をもとに、お子さまの思いや気づきに対してコメントを書き「おへんじシート」をお返しします。
提出課題で得られること
子供が見たこと、体験したことを思い出し絵におきかえると、子供なりに体験したことの整理が出来、消化することが出来ます
これらは小学校での生活科・理科の観察力、作文力などのベースとなるそうです
また、提出課題にテーマがあることで、ふだんはあまり話すことのない話題について話すきっかけになる
子供のちょっとしたひと言から親子で会話を広げていくことが豊かな発想力を育てます
うちの子は早い話、よく喋ります
外でもよく話すのですが、口に出して表現できることはいいことだと捉えています
話したり絵をかいたりする機会をもつことは 頭の中で蓄積された体験を整理できる
ことばや絵におきかえることで、表現する力を養います
表現力が豊かな子は話していても面白い
幼稚園で友達がたくさん出来ます
Z会のメリット、デメリット
めんどくさいと思われる体験学習と提出課題のメリットとデメリットは以下の通りです
体験学習
メリット
- 自分で考え、工夫する力がつく
- 出来た時、分かった時に子供は達成感を感じられる
- 親子で楽しい時間を共有できる
デメリット
- 保護者が忙しい場合は、子供に付き合う時間が取りにくい
- 料理など道具を使う場合、部屋が散らかる
- 親がやろうと思っても子供の気分が向いていない時はできない
提出課題
メリット
- 体験したことが記憶に残る
- 親子の会話が増える
- 言葉や絵に置き換えるので表現力がUPする
デメリット
- 子供がなかなか絵を描こうとしない時、イライラする
- 提出しないといけないと思うと負担になる
体験学習と提出課題は子供の気が向かない時はやめておく方がいいです
親としては早くやってほしいのに・・・ 親の都合に子供が合わせてくれないことが難義ですね
親としては、完璧にやろうとしない
やれる時にやればいいと大雑把に考えることが大事です
価格
参考のために価格の比較一覧表を載せておきます↓
4社の価格を毎月支払いの場合で比較しました
4社の価格表/1ヶ月(税込)(毎月払いの場合)
教材名 | 年少 | 年中 | 年長 |
Z会 | 2,200円 | 2,640円 | 2,860円 |
ポピー | 980円 | 1,100円 | 1,100円 |
こどもちゃれんじ | 2,379円 | 2,980円 | 2,980円 |
スマイルゼミ | なし | 3,960円 | 3,960円 |
それぞれは、価格が安くなる(6ヶ月・12ヶ月一括払い)もあります
ポピーは2・3歳コースもあり価格は980円(税込)です
スマイルゼミは年少さんはありません
価格で一番安いのはポピー(価格のわりに内容が充実しているので根強い人気があります)
価格で1番高額なのは タブレットのスマイルゼミです
スマイルゼミのタブレットは別料金で12か月継続の場合、本体価格39,800円のところが9,980円になります
上記の4社の特徴を比べた記事もご参考に↓
まとめ
画像クリックでZ会幼児コースへジャンプ↓
Z会の幼児コースは体験学習、ドリル、提出課題(年中さん・年長さん)の3種類が毎月届きます
それらの内容は子供に考える力を付け、コミニュケーション力をつけてくれます
Z会の良い点をあげると
- 紙ベースなので子供はじっくり考えられる
- 親子で会話をしながら問題を解くのでコミニュケーション力がつく
悪い点は・・・
- 体験学習がめんどくさいと感じる場合もある
- 提出課題が負担
Z会の幼児コースの教材は、やれば内容はとても良いものです
体験学習が面倒な場合は、できそうなものを選んでやればいい
提出課題は子供が絵を書いたら出す
気楽な気分で続けていれば、子供も段々、やる気を出してきます
あっという間に過ぎ去る幼児期 Z会を利用して、後で伸びていく為の基礎を築いておいてください
子供の教育と並びで大事なことは子供の健康
健康を維持するためにかかせないは睡眠です
布団は子供にとって快適なものを選んであげてください
子供の布団は大人用?おすすめのジュニア布団について↓
カテゴリ:Z会・幼児