Z会の幼児コースのメイン学習教材に「ぺあぜっと」という実体験をするものがあります
親も一緒に遊びながらの学習ですが、親もお付き合いしなくては実質できないものです
面倒だ!と思われる方もおられますが・・・ちょっと待って!
幼児期の実体験こそが年月を経て役に立つのです
今は面倒でも、やっておくと小学3~4年生くらいからがものをいいます
勉強につまずく子が増える「9歳の壁」と言われているものも難なく乗り越えられる
幼児期に実体験を積むことの大切さと
Z会の体験型教材「ぺあぜっと」はどんなものか?レビュー
Contents(クリックでジャンプ)
幼児の教育こそが重要
幼児期の教育が大事なことは世界的に認知されていることです
幼児期に適切な教育をしておくと「認知的能力」+「非認知的能力」が上がる
そして、その2つの能力は大人になってからも大きく影響するという事
大人になってまで影響するとなると親としては気になるところです
子育て中の方ならば、一応は頭に入れておいたほうがいい情報です
♥「認知的能力」とは、数がわかる、字が書けるなど、IQで測れる力
♥「非認知的能力」とはIQで測れない部分の「目標に向かって頑張る力」「他の人とうまく関わる力」「感情をコントロールする力」
その両方が幼児期にこそ、効率よく身につけられるという事です
シカゴ大学のジェームズ・ヘックマン教授(ノーベル経済学賞の受賞者)は幼児教育は少額の教育費で高い効果を得られる・・・と
「就学後の教育の効率性を決めるのは、就学前の教育にある」とする論文を、科学雑誌『Science』に発表しています
その内容はというと
適切な幼児教育はIQや非認知能力が上がり、社会に出てからも高い効果が得られるというもの
確かに大きくなってから塾に通うよりも幼児期の教育費の方が安くつきます
また幼児期の方が素直ですから教育はしやすいですね
子供が大きくなってからでは、自身の中にストンとは入りにくくなります
効率が良いのはやはり子供が小さいうちに・・・やることです
幼児期の適切な教育は何?
幼児期の適切な教育は何か?というと「考える力を付ける」「体験を積む」ことです
この2つに気をつけると「認知的能力」+「非認知的能力」が上がるという事
幼児から低学年の子供はたくさん遊ばせることが良いことと言われているのはなぜでしょう
遊びはたくさんの体験が出来る上に、工夫したり考えることが必然だからです
小学校低学年までの子どもは、自分が見たことや体験したことが“考えるベース”となる
自分の知っていることや経験したこと以外のことを問われてもなかなか答えることができないそうです
・・・ということはやっぱり小さい子供には経験をさせておくことが大切なんです
遊びの中で、いろんな経験を重ねることで、その後に学習する抽象的な事柄が理解できる土台ができ上がってきます
図形が得意な子は生まれつきなの?
図形が得意な子は生まれつきかと思っていましたがそうではないようです
幼少期に折り紙や積み木などでたくさん遊んで身体感覚を身につけてきたから図形が理解ができる
逆にいえば幼少期にそういう遊びをしてこなかった子は、図形分野が苦手になるという事なんですね
同じことはすべての教科にも共通すること
幼児期に絵本を読み聞かされてきた子は国語が好きになります
幼少期から虫や植物などに親しんできた子は、生物が得意になります
「あの時見たもの、触れたもの」と理解を深めることができます
学びの成果はすぐに目には見えなくても、幼児期の実体験がとても大事なのです
「9歳の壁」
「9歳の壁」って聞いたことがありますがなんのことなのでしょうか?
番組によると、9~10歳で小学校の勉強についていけなくなる子どもが急激に増えるそうです
原因のひとつとして、子どもの「考える力」が育っていないことが挙げられました
暗記とスピード重視の反復学習ばかりやらせてきたこと
日常生活における親とのコミュニケーションが不足していたこと
「早く寝なさい」「早く勉強しなさい」など一方的に指示を受けるばかりの状況があったこと
などの生活を続けてきた子は「考える力」が育っていない
抽象的な問題が出てくる小学3年生くらいから「勉強についていけない」ということになるわけです
小学校低学年で習うのは、1年生で足し算、引き算、2年生でかけ算の九九という算数の土台部分
しかし3年生になると割り算、そして分数という概念が登場し、4年生になると小数点が出てきて、一気に複雑になってきます
目で見たらすぐわかる内容から抽象的な内容に変わって来るのです
まだ抽象的な思考になじめない子が、「わからない」「難しい」と立ち往生してしまう「9歳の壁」
今までのように丸暗記したり、お手本通りやっていれば良かったものが、反射的に反応するカリキュラムに変わってくる
つまりは思考力が求められます
目の前にないものを、頭の中でイメージできなければなりません
3年生でイメージができるのは実物を見たり、触ったりしてきた経験のある子という訳です
Z会幼児の実体験学習
上記の理由によりZ会幼児コースはわざわざ実体験学習をメインにしてしているんです
Z会の体験学習は親と子供が一緒に体験をしようと言うもの・・・
毎月のテーマ(春・夏・のはら・音など)が設けられていてそのテーマに沿った体験をするものです
それとは別に「ことば」「数・形・論理」「生活・自立」といった実体験ページもあります
体験学習の冊子は25ページあり、毎月、テーマに沿ったものを見る、触る体験+料理や工作をします
Z会は体験学習があるので面倒?
体験学習は親子でするものなので、面倒、手がかかるのでイヤだと思われる方もおられます
しかし体験学習は子供にとっては楽しく面白いものです
なぜなら、新しいことや物に触れられ、知らなかったことを発見できるからです
それに親と一緒に遊べるのですから子供は楽しいのです
効果的な体験学習は楽しくやろう
せっかく時間をとって子供と遊ぶのですから楽しくやってあげましょう
体験学習で具体的に気をつけたい事は何?・・・
♥子供に指図をしない
♥準備の主役は子供
「まず~をして!」「違うでしょ次はこうするんでしょ!」などと
子供の意欲を奪うようなことはやめましょうとZ会の冊子に書いてあります
主役は子供なのですから、親が先回りをして教えてしまうと子供は「考える」暇もありません
子供が考えてすることをじっと見守ってあげてください
子供が体験して失敗して自分で気付いていくまで待ちましょう
材料を揃えるなど準備をすることからが体験です
子供にも準備から、できることは入ってもらい体験させてあげてくださいと・・・
料理に挑戦するならうちの場合、買い物も一緒に連れて行き、一緒に選んでいます
賞味期限や価格や、新鮮さについても一緒に思案できて良いと思っています
体験学習のメリットは何?
♥楽しく対話をする機会になる
♥失敗体験ができる
親子で工作をしたり、観察したり、遊ぶと会話が増えます
日頃は忙しいパパと、休日に一緒にやるというのも良いことです
体験学習で使う材料は工作にしても、キットではありません
ペットボトルだったり、トイレットペーパーの芯だったりする訳です
ゼロからものを作るので、当然うまく出来ないこともあります
でも失敗も経験ですね、まず失敗しないと成功もできません
失敗すると子供なりに失敗理由を考えます
そんな時、親は失敗したけれど、頑張ったことを褒めてあげて次につなげておきましょう
Z会体験学習の例
↓画像クリックでZ会へジャンプ
Z会幼児コースの実体験の具体例を2つご紹介
例その1(料理)
料理を作ります(子供は達成感を味わえる)
美味しく食べるために必要なことは2つ
味と安全に気をつける事
年中さんにはエプロンやまな板が付いてきます
料理に取り掛かる前の手洗いはきちんと行い、洗ったあとに髪の毛などを触らないことも教える
いきなり子供に任せるわけにもいきません
まずは親がやってみてお手本を見せる
次に子供がやるときは、子供が作業に集中できるように、危険な事以外は声をかけないように・・・
子供が言い出さない限りは手を出さないようにとZ会「保護者用の冊子ペアZi」に書かれていました
例その2(形)
ぎざぎざ、しましま、ぐるぐる・・・面白い形をしたものを探す、見る、触る体験です
うちの子は、ミツバチのお腹が「しましま」であることを知ったことは新しい発見だったようです
外に出たとき横断歩道をみて「しましま」だねぇ、本と同じ・・・と私に言っていました
保護者用の冊子「ペアゼットi」に「他にもしましまの虫や動物いるかな?」と図鑑を一緒に見てみる
のも良いとありました・・・ので早速実行、シマウマや虎の写真が図鑑にありました
このように実体験と言ってもそう手がかかるものでもありません
手がかかるとしたら工作のページと料理のページくらいでしょう
多少は手もかけておかないと、子供が大きくなった時のために・・・です
Z会実体験学習をする際のQ&A
Z会実体験をする時に参考になるQ&Aがあります
A無理強いをしない
何をするのか?どんなことが起きるのか?子供が理解しないと準備をする気持ちになれない
最初のうちは親が準備をしつつ「折り紙を持ってこようか」などと声をかけながら準備する
Aやってみたいページをやる
親が時間が取りにくいときは、時間のあるときにやってみたいページを選んでする
うちも全部のページをできない場合がよくあります
全部しなくてはいけないと思うと負担になるので、出来る時にできるページだけをやっています
Qやりたがらないページはどうする?
A全部に取り組まなくて大丈夫
幼児期はやりたいと思ったことに取り組んだとき「自分で考える力」を身につけられる
興味のないことを無理にやらせることはかえってマイナス
「いつか、やりたくなったらやろうね」と声をかけるに留めておく
Aショックなのは子供なので失敗から立ち直るような言葉がけをする
最初に包丁を使う前は何が危ないかをレクチャーしておく事
しかし気をつけていても怪我をすることもありますね
子供が怪我をしたときは親は「ダメね」「だから言ったでしょ」なんてことは禁物
「絆創膏を貼ろうね」と冷静に応じましょう
体験学習をやっていて困ったときのQ&Aのうち、役立ちそうなものをひろい挙げました
まとめ
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家庭学習教材でバッチリ体験学習をいれているのはZ会です
幼児期に体験を積ませておくと大人になって生きてくることは周りの友達を見ていても感じていることでした
幼児期に体験学習をしていた友達は・・・?
私の知り合いのお母さんは幼少期に少しの面積ですが花壇を友達に与えて好きな花を育てさせていました
大人になった今でも、そうして育った友達は工夫して考える力があるのです
学歴は普通ですが、何処に就職しても上に上がっていくのはなぜ?
職場で考える、工夫する幼少期からの能力を発揮しているからです
幼少期に「考える力」「経験を積める」Z会の体験型学習はぜひ取り入れておきたい分野です
親も一緒に楽しみながら、時間のあるときにやらせてあげたい実体験です
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Z会と他社の難易度や特徴をドリル形式ひらがな学習の教材で考察した記事もご参考に
子供さんの個性にあった教材で良質な幼児教育をすることが一番です↓
価格
Z会幼児の毎月掛かる費用は以下の通りです
幼児コース毎月払いの場合(消費税は10%)2020年4月より↓
年齢 | Z会価格 |
年少 | 2,200円 |
年中 | 2,640円 |
年長 | 2,860円 |
カテゴリ:Z会・幼児