ICTの急激な進化に伴い、PC、タブレット、スマホの普及はすごい勢いがあります
コロナの流行も手伝って、ICTは私たちの生活を大きく変えてきています
文部科学省は、子供の全国学力テストをPCですることを検討しているというニュースがありました
そうなると子供の勉強もPCやタブレットが主流になるのでしょうか?
家庭学習教材は今まで学校の学習スタイルに合わせて紙がいいと思っていたけれど・・・
タブレット学習の方がいいのかもしれない
そうすると、タブレットを用いた家庭学習教材が気になります
ここでは「全国学力テストをPCでする」というニュースを取り上げ
Z会小学生のタブレットコースはどんなものなのか?を見ていきます
Contents(クリックでジャンプ)
ICTとは
近頃ICTとかITとかの言葉をよく聞きます
ICTの意味とは?ITの意味とは?
ICTとは英語で言うと「Information and Communication Technology」
日本語の意味は「情報通信技術」
一番身近な例ではSNS上でのやり取りやメール、ネット通販、チャットがあります
ICTは「ITを使って人々の暮らしを豊かにしていく」情報伝達の活用手段のこと
デジタルなデータのコミュニケーションに関わる技術全般を総称する用語がICTという訳です
情報を効率的に処理できる技術そのものを指します
まとめると
IT技術を有効に活用して情報を伝達することに焦点を当てているのがICT技術
ICTは、「IT技術をどのように活用するか」という点を重視していて、その点がITとの違いです
IT | 情報を処理する技術そのもの | PC・モバイルデバイス、アプリケーション |
ICT | ITを活用してコミュニケートする技術全般 | SNS・メール・チャット、ネット検索、ネットワーク |
ICTを使う為に、今まではwi-fiを取り入れていなかったご家庭でも取り入れざるを得ない状況です
在宅ワークをするにも、子供がタブレット学習するにもwi-fiは必要になってきます
全国学力テストにPCを導入(ニュースより)
小学6年と中学3年を対象とした文部科学省の2021年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)が5/27日、一斉に行われました
新型コロナウイルス対策の一斉休校に伴って昨年は中止となり、実施は2年ぶり
国語と算数・数学の2教科で、結果公表は8月中・下旬の見込みです
yahooニュースより抜粋
学テにパソコン、25年度以降に 紙選択も可、文科省会議が提言
7/12(月) 19:52配信
小6と中3全員を対象に毎年行う「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)のあり方を話し合う文部科学省の有識者会議は12日、
パソコンを使った新方式について、早ければ2025年度にも中3から導入すべきだとの提言をまとめた。
小6についてはパソコン使用の課題を検証した上で26年度以降の実施を求めた。
実施が難しい学校では従来通り紙の方式を選べるようにする。
小6はキーボード操作に不慣れなことが懸念され、中3で先行させる。
文科省は将来的にパソコンへの全面移行を目指しており、今秋に児童生徒1万人が参加する試行調査を実施する。
この記事で気になる点は「将来的にパソコンへの全面移行を目指しており」という点です
将来は中学生はもちろん、小学生もPCで学力テストを受けなくてはいけないということですね
世間の反応(口コミ)
PCで学力テストを行うことを検討中、というニュースに対して現場では戸惑いの声が多く出ています
教師です。
夏休み前にタブレットを持ち帰らせるために、双方向通信の仕方やら、利用方法について保護者への説明と承諾書集めやら、
持ち帰らせるための注意事項の確認やら、普段の学期末以上の大変さです。タブレットを使って授業をするのではなく、タブレットを使うための授業をしているのが現実です。
手段の目的化も甚だしい。今がタブレットが勉強道具になるための「生みの苦しみ」の時期ならいいのですが、どうやら肝心な授業時数を削ってタブレットを使うための授業に充てることになるでしょうね。
本末転倒の感が否めません。
生徒側です。
この記事にあるようにテストをタブレットでやるということに関して。
自分は共通テストの模試や英語の民間試験などの自宅受験をタブレットで受験したことがあります。実際、点数は結構落ちます。例えば、国語や英語では設問と文章のページの行き来が大変ですし、線を引いたり記号をつけたりも気軽には出来ません。
数学では問題で与えられた図を手元の計算用紙に書き写すところから始まります。また、選んだ選択肢に印をつておくのも大変なので万が一マークミスをすると大変です。
タブレット端末くらい子供の頃から使えるようになるべきというのはもっともだと思いますが、試験くらい、実力を最大限発揮出来る環境でやりたいなと少し思います。ただ採点はとても楽になるのではないでしょうか。
今後、成績に反映されるようなテストでタブレットの利用が始まるとしても、皆同じ条件で行って欲しいものです。
親の意見
子どもの学校に1人一台タブレットが支給された。
それでゲームを検索してゲームしていた子がいて、先生にめちゃくちゃ怒られたと。結局そういうサイトに制限をかけられてないし、教育もできてない。指導する方がまだまだ準備できていない。
それで数年後にはテストで使用だなんて考えられない。
一般の方の意見
近所の子供の通う小学校で、1年生からタブレットを家に持ち帰らせて、宿題をやらせるのが始まった。
wifi 接続が必要で、そのために家庭は wifi 接続の契約をしろとか言っている。ただじゃないのにね。危険なサイトを見ないように、親がちゃんと監督せよとも。
問題だらけだけど、見切り発車。これでいいのかね。
口コミまとめ
この口コミから垣間見える現場の様子は
- 教師⇒夏休み、子供にタブレットを持ち帰らす為、保護者と子供への説明だけでも時間を取られて大変
- 生徒⇒テストをタブレットで受けた時、国語や英語では設問と文章のページの行き来が大変など手間取るので点数が落ちる
- 親⇒ゲームサイトに制限がかかってないし子供への指導もできていないのにタブレットだけ与えられてテストは困る
- 一般人⇒wifi 接続の契約をしなくてはいけないし危険サイトを子供が見ないように監督も必要なので親は大変
なんでもそうですが、新しいことを導入すると最初が大変です
子供が使いこなし、慣れるまでの間にはいろんな苦労を伴います
家庭でタブレットを使う
タブレットを使いこなす為に、まずは使って慣れることが必要です
そうなると家庭学習にタブレットを取り入れることも悪くはありません
子供が学校からタブレットを持ち帰ったのなら、Wi-fi環境が整っているか?から始めなくてはいけません
もしまだ整っていなかったら、光回線を導入しなくてはいけませんね
光回線会社は数多くあります
ドコモ光、auひかり、ソフトバンク光、NURO光、So-net光、eo光、ビックローブ光、楽天ひかりなどなど
使い放題で一定金額で契約しておくほうが、通信代の心配が無いので後々使いやすい
Wi-fi環境が整ってタブレットがあれば後は使い慣れる為にどんどん学習しましょう
Z会小学生タブレットコース
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家庭学習教材もタブレットにすることを視野に入れてZ会の小学生コースはどんなものか?見ていきます
Z会小学生は1年生からタブレット学習コースがあります
ここでは小学3年~6年を取り上げ、項目別にあらかたの内容を見ていきましょう
1日あたりの学習時間
Z会の小学生タブレットコース3年~6年の1日あたりの学習時間を見てみると・・・
(1ヶ月20日間学習した場合です)
学年 | 学習時間/日 |
3・4年生 | 30分 |
5.6年生 | 40分 |
Z会タブレットコースは自宅学習なので塾に行くことを考えると、行き帰りの時間がかかりません
また親の送迎の手間もかかりません
時間を有効に使える点は自宅学習の良い点ですね
学習の流れ
学習時期 | 学習項目 |
前月下旬 | タブレットがスケジュールを自動作成 |
当月上旬~中旬 | 授業+練習問題 |
当月中旬~下旬 | 提出課題 |
当月下旬 | 添削されて返った提出課題を復習 |
ポイント1 タブレットが毎日のスケジュールを自動で作成してくれる
学習カレンダーに習い事のある日などの予定を前もって入力しておくと・・・
その子専用の学習スケジュールを自動で作成してくれるので便利
ポイント2 授業と練習問題に取り組む
学年 | 授業にかける時間 | 練習問題にかける時間 |
3・4年生 | 15分 | 15分 |
5・6年生 | 20分 | 20分 |
- 授業はアニメーションで楽しく進められるので子供は勉強が楽にできます
- 授業を受けたあとは、練習問題を解いて授業内容を定着させる為、習ったことを確実に理解できます
- 答え合わせはタブレットが自動で行うので、答え合わせの手間がかかりません
総合的にみて、タブレットは子供一人で学習できるため、親の手がかかりません
しかも、子供にとっても動画で楽しく勉強できわかり易いというメリットがあります
ポイント3 提出課題
学年 | 提出課題にかかる時間 |
小学3・4・5・6年生 | 15分 |
月のまとめとして、タブレット上で子供の習熟度に合わせた「提出課題」に取り組みます
厳選された質の高い教材で、その月の学習内容の理解度を確認できます
提出課題はタブレットで提出するので、郵送の手間は掛かりません
また、夏休み(8月)と春休み(3月)は提出課題として「実力テスト」国語・算数・理科・社会に取り組みます
実力テストは郵送されてくるので答えを書いて郵便で送る⇒紙のテストです
タブレットに配信された教材(これまでの復習)を学習してから実力テストに取り掛かってください
郵送した実力テストは添削されて解説付きで返ってきます
ポイント4 返却された提出課題を復習
提出課題は、担任指導者が丁寧な個別添削指導をして、約3日でタブレットに返却
3日とは、Z会で受け付けてからの日数です
ポイント5 その他
プログラミング4・7・10・1月の年に4回の配信です
身近なものを題材にした教材で「プログラミング的思考」を伸ばす土台を作ります
受講教科
タブレットコースはセットになっています
国語・算数・理科・社会・英語・総合学習・プログラミング
タブレットコースにはレベルは無し、みんな一律です
算数・理科・社会は教科書に対応しています
プログラミングは年4回(4・7・10・1月)
教科の枠を超えた内容で未来につながる3つの力を育てます
-
資料を読み解いて考える
(データを実際にどのように使うのか、より良い結果を導き、自分の考えに説得力を持たせる)
- 課題を見つけて解決する
(実生活で気付いた問題を見つけ、解決法を考える) - 相手にわかりやすく伝える
(周囲の人を納得させ、問題を解決する為に説得力を身に付ける)
総合学習で身につく3つの力は、これからの時代には必ず必要となる力です
これらの力は急に身につくものではなく、小学生から育てていって初めて習得できるものです
受講料(タブレットコース・3年~6年)
受講料の一覧です
※毎月支払いより6ヶ月や1年分を一括して支払う方が価格は安くなります
学年 | 12カ月一括払い | 6カ月一括払い | 毎月支払い |
3年 | 5,984円/月 | 6,688円/月 | 7,040円/月 |
4年 | 6,451円/月 | 7,210円/月 | 7,590円/月 |
5年 | 7,012円/月 | 7,837円/月 | 8,250円/月 |
6年 | 7,480円/月 | 8,360円/月 | 8,800円/月 |
タブレットコースよくある疑問
タブレットコースはスマートフォンやパソコンで受講できますか?
スマートフォン・パソコンでは受講出来ません(市販のタブレットを使う)
きょうだいで1台のタブレットを共有することはできますか?
学習の利便性やお知らせの通知などの仕様上、1人1台タブレットをご用意ください
受講会費についても、それぞれの受講会費をお支払いください
教材でわからないところがある場合はどうしたらいいですか?
タブレットから子供自身がZ会に質問出来ます
回答はZ会の専門スタッフが「Z会の教材に関する質問」画面にお返しします
「小学生コース」と「小学生タブレットコース」は、途中で変更することが可能ですか?
「小学生コース」と「小学生タブレットコース」はカリキュラムが同じですので、コースの変更が可能です
まとめ
ゆくゆく早ければ2025年度にも全国学力テストをPCでするというニュースをみてICTの勢いを感じます
ICTは仕事のみならず、学校にも浸透してくるということですね
加速の背景にはコロナで外出を控えなくてはいけなかったこともあります
今後はますます学校でタブレットを使う機会が増えるでしょう
Z会の小学生にタブレットコースがあるのでその内容を記述しました
タブレットに慣れる意味でもZ会小学生タブレットコースをご検討ください↓
Z会タブレットコースの1年2年生については下記の記事をご覧下さい
スマイルゼミとZ会とチャレンジタッチを比較した記事もご参考に↓
カテゴリ:Z会・小学生